お宅訪問
東京都足立区
12月、ご主人が生まれ育った場所での新築をきっかけに、憧れていた屋上ライフを手に入れた西さん一家。屋上のある生活を、家族全員が思い切り満喫しています。お母様は毎朝「今日は富士山がきれいに見えたわよ」と、屋上に寄ってからリビングへ。結婚して10年、この場所で暮らしてきた奥様も「自分の家から、富士山とスカイツリーを見られるなんて思いもよらないことでした」と話します。
そして実は、一番屋上を愛しているのはご主人。以前は近くの緑地まで出かけていたアウトドアライフを屋上で楽しんだり、天体望遠鏡を買って、子どもたちと土星の輪や月のクレーターの観察をしたり。「朝ベランダに上がると、置き忘れた主人のグラスがあったりして、ひとりで夜空を楽しんでいたんだなと思うこともあります」と奥様。この家で生まれた詠一くんの夜泣きがひどいときも、屋上に上がるとぴたりとおさまったのだとか。「上のふたりのときは屋上がなくて、近所を徘徊することで有名でした」と笑います。
次女の美々瑚ちゃんは、レゴでお家を作るとき、屋根の下でなく上にテーブルやキッチンを置くのだそう。3人姉弟にとって屋上がある生活はごく自然なことのようです。