ライフスタイル
2015年12月21日(月)
いよいよクリスマス直前ですね。
街はクリスマスの彩りで溢れ、否応無しにクリスマスムードに引っ張られてしまいます。
クリスマスと言えば、いつもよりも豪華な料理やイルミネーションなど様々なものが連想されますが、その雰囲気を一層盛り上げてくれる存在の一つにクリスマスソングがあるのではないでしょうか?
ちなみにこの記事を執筆している今現在もラジオからはクリスマスソングが流れ続けておりますが今ひとつ気分が盛り上がらないのはオフィスで1人仕事中だからでしょうか?いや、盛り上げていきましょう。
邦楽の定番と言えば山下達郎の「クリスマスイブ」や松任谷由美の「恋人はサンタクロース」などラジオでも毎日のように流れていますし、洋楽の定番ではワム!の「ラストクリスマス」やジョン・レノンの「ハッピークリスマス」、マライヤキャリーの「恋人たちのクリスマス」などなど誰もが一度は聞いた事があるという曲がたくさん存在します。
毎年様々なアーティストがクリスマスソングをリリースしている事と思われますが、これらの80年代〜90年代につくられた曲は(ジョン・レノンのラストクリスマスは70年代)今でも色褪せることなく毎年、人々のクリスマス気分を盛り上げてくれていますよね。
確かに、この時期に欠かすことの出来ない名曲達なんですが、さすがに流れすぎている感も否めません。
「聞き飽きたな〜」「もういいよ〜」なんて方もいらっしゃるのでは?
そんな方にお勧めしたい名曲がThe Poguesの「Fairytale of New York」(ザ・ポーグス:ニューヨークの夢)。
1987年にリリースされたこの曲、アイルランドやイギリスではクリスマスソングの定番として人気の曲なので聴いた事がある方もいらっしゃると思いますがなぜか日本ではあまりなじみがありませんよね。
クリスマスらしい明るい曲とは一線を画した雰囲気で、どことなく人間臭さが漂う味わい深いこちらの一曲。歌詞も結構な勢いがあり、公の場では表現できないような言葉を連発しているのですが、要約するとニューヨークでの成功を夢見たアイルランド移民の男女が夢に破れた物語といったところでしょうか。
CDやデータで購入するのも勿論いいのですが、なんと言ってもアナログレコードがとっても似合う曲なので、クリスマス前にレコードショップで探してみるなんてことも楽しいかもしれませんね。
まだ聴いた事がない方はこの機会に是非一度ご試聴あれ!
text_Keisuke Tachibana