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あっという間に冬休みが終わって、もう6日。
この時期になるとスーパーで「七草セット」を見る方も多いのではないでしょうか?
1月7日は五節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」にあたり、この日の朝に七種類の野菜を入れた「七草粥」を食べる風習があります。
6日の夜に厄を払う歌をうたいながら七草を叩いて、これをお粥に入れて食べる、無病息災を願った風習だと言われています。
このお粥を食べる風習や、野菜の種類には地域によって違いがあるようですね。
年末の忘年会から暴飲、暴食の続きやすいこの時期に、胃にやさしいお粥を食べるのは現代でも理にかなってるかもしれません。
今回、七草粥を楽しむにあたり、一般的な七草のうち5種類の苗の寄せ植えも用意してみました!
すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)以外は、なかなか都会では見られない野草かも知れません。
<七草>
せり(芹)・・・セリ
なずな(薺)・・・ナズナ(ぺんぺん草)
すずな(菘)・・・カブ
すずしろ(蘿蔔)・・・ダイコン
ほとけのざ(仏の座)・・・コオニタビラコ(小鬼田平子)
ごぎょう(御形)・・・ハハコグサ(母子草)
はこべら(繁縷)・・・ハコベ
湿地を好むせりなど、生育環境が違うものもあるので長期間の寄せ植えには向いていないとのことですが、年末から年明けに掛けて育てて、7日に七草粥にしてみるのはいかがでしょうか?
実際に届いた苗を見てみると、思った以上の野草感(?)に「本当に食べれるのかな?」と思ってしまいましたが、菜園で育てていた白いハツカダイコンと一緒にお粥にいれておいしくいただきけましたよ!
来年は寄せ植えを作って、お子さんと一緒に「せり、なずな、・・・」と歌いながら七草を楽しんでみては?
text_Kaoru Yamaguchi