ライフスタイル
お家ビアガーデンの始め方
夏といえばビール!
せっかくの夏休み。スモークの風味がビールにピッタリ合う燻製料理にチャレンジしてみましょう。手作りはなかなかハードル高い、と思われがちがですが道具や材料を工夫すれば実は簡単。
出来立ての燻製料理とビールをベランダや屋上などの外空間で味わえば、お家にいながら夏の風物詩ビアガーデン気分が味わえます。
燻製は燻す時の温度で3種類に分けられます。高い温度で燻す場合は比較的短時間で、低い温度になるほど長時間かけて燻していきます。
80~120℃で行う燻製、熱燻は、キッチンのコンロでフライパンを使ってできます。スモークチップを使って蒸し焼きするような感覚なので、失敗もあまりありません。
30~80℃くらいの温度で燻製をするので比較的作りやすいですが、それでも熱燻に比べると温度管理が難しくなります。ベーコンなどが作れます。
20℃くらいまでの低温の煙で燻製する方法で、素材の下準備から含めると数週間かかることも。。。温度管理が難しく、手元にある道具では作れないので、初心者には向いていません。スモークサーモン等が作れます。
今回は、3種類のなかでも一番簡単にできる熱燻のおすすめレシピをアウトドア料理研究家の高松美里さんに教えていただきました。
はじめに燻製にするのは、ナッツとチーズ。そのままでも食べられて、水分が少ないので初心者にでも簡単に燻製にできます。ビールとの相性も抜群です。
ミックスナッツ:適量
カマンベールチーズ:ホールで1つ
スモークチップ:大さじ2
※今回はチーズに合うとされているブナのチップを使用
ザラメ糖:大さじ1
1_ナッツとチーズが網の下に落ちないように、アルミホイルでお皿を作って乗せておく。
2_スキレットの底にアルミホイルを敷き、スモークチップとザラメを乗せ、その上に網、材料の順番でおく。
3_蓋をして強火にかける。
4_煙が出てきたら弱火にして8〜10分ほど待ては出来上がり
次にご紹介するのは鶏もも肉の燻製料理。生ものは火が通るのに時間がかかって難しい思いがちですが、燻製で香りをつけてそのあとにローストすれば生ものでも簡単に燻製が楽しめます。
鶏もも肉:1枚
フレッシュローズマリー:1枝
にんにく:1かけ
塩胡椒:少々
スモークチップ:大さじ2
※日本でもっとも一般的とされお肉よく合う桜のチップを使用。
ザラメ糖:大さじ1
1_鶏肉は塩胡椒をして、30分〜1時間程度空気にされして水分を飛ばしておく。(しっかりふく)
Point:水分が残っていると、色付きが悪かったり、煙と水分が反応して酸っぱくなったりします。
2〜4_上記と同じ
Point:肉じるなど水分が出る食材をスモークする際は、水分でスモークチップの火が消えないように、スモークチップの上にふわりと一枚アルミホイルをかけておくと良い。
5_一度スキレットから全て取り出し、オリーブオイル、ニンニクスライス、ローズマリーを入れ火にかける。
6_両面に焼き色をつけ、中まで火が通るように蓋をしてグリルする。
風味や香りが豊かになるだけでなく、適度に食材の油が落ちて実はヘルシーな燻製料理。
夏の弱った胃腸にも優しく、その香りで食欲も復活してくれるはず。
意外と簡単に家庭でできる燻製料理をぜひ皆様もお楽しみください。
Editer_Namiko Kotani
Photographer_Asako Yamazaki
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