ライフスタイル
12月も後半になりクリスマスが終わるとガラッと街の雰囲気も変わり、
日本中がお正月準備に入りますね。
何かと忙しい師走ですが、大掃除の合間の一息タイムに
折り紙を使ってお正月用の鶴の箸置きにもなる【祝い鶴】と【祝い箸袋】を作ってみましょう。小物を置くだけでテーブルがグッとお正月らしくなりますよ♪
<折り紙について>
お家にある折り紙でも、文具屋さんで両面カラー折り紙でも、100円ショップにある和風な折り紙でも正方形ならOK。
和紙などの専門店に行くと素敵な和紙が沢山あり、見るだけでも楽しめますよ。
それでは「祝い鶴」と「祝い箸袋」を折ってみましょう。
<「祝い鶴」の折り方>
今回使ったのはお正月らしい、和紙風リバーシブル折り紙(金&赤、銀&赤)です。
折り方はこちらの動画をご覧ください。
<「祝い箸」の折り方>
用意するもの(1膳分)
・和紙折り紙(15cn×15cm)
ちりめん、透かし、和模様、などからテーブルのイメージに合わせて2枚組み合わせみてください。今回は白とピンクを使いました。
・水引:金銀(各20cm)(文具屋さん、100円ショップにあります)
・ボンド・・・少々(水引を取付ける際に使用します)
折り方
折り方はこちらの動画をご覧ください。
<お正月の豆知識>
★使う折り紙の色
鶴は赤や黒、金など日本の伝統的色彩が、食卓に華やかさをもたらし、おめでたい雰囲気作りに効果的です。お祝い箸袋は、テーブルの食器やデコレーションに合わせて折り紙のカラーや柄を選んでみてください。
★祝い箸 お正月には「柳」のお箸をおすすめします。植物の中でも真先に芽吹く柳の木は生命力が強く、台風など強風にもしなやかに曲がり折れません。
邪気をはらい、五穀豊穣、子孫繁栄の願いを込める柳の箸はお正月以外にも婚礼や節句などお祝いの席で使われるおめでたい箸なので、是非お正月には柳のお箸をご用意してみてください。
「祝い箸」は両方の先端が細くなっていて、「両口箸」とも呼ばれます。
一方は神様用、もう一方を人が使うためです。反対側は神様用なので取り箸にはしません。
おせち料理はまず床の間に上げ、年神様へお供えします、それから下げて家族でいただきます。
お正月の祝い箸は、大晦日に家長が家族の名前をそれぞれの箸袋に記入し、箸を入れて神棚に供えておくのが習わしです。その箸を元旦に使ったら、自分で清めて(洗って)、松の内(1月7日まで)は同じ箸を使います。
お正月の習わしの豆知識として今回は祝い箸を取り上げてみました。
日本古来の習わしを改めて見直し、気持新たに良いお正月をお迎えください。
Editor_Kiyoko Takanashi