ライフスタイル

思い出ごはん~勝谷家の場合~

ダッチオーブンで作るローストポーク

娘の思い出 お絵かき
 
誰にでもある、心に残る家族との食事シーン。
そんな「思い出ごはん」を通じて家族の時間を見つめ直します。
 
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保育園で勝谷百桃(もも)ちゃんが描いた「夏休みの思い出」は、キャンプのシーンでした。
先生が「百桃ちゃん、キャンプに行ったの?」と聞くと「違うよ。グランピング!」と答えたおませな百桃ちゃん。
 
2年前に広島から転勤してきた大阪府在住の勝谷家は、30代のご夫婦と5歳の百桃ちゃんの3人家族。今ではキャンプが趣味というほどの勝谷家ですが、キャンプ歴はたったの3年。それも「今からキャンプに行かへん?」というご主人の唐突な一言から始まりました。「えっ?!今から?いきなり?」奥さまはご主人の思いつきに呆れられたそうです。
 
というのも、奥さまのキャンプ経験は数えるほど、ご主人にいたっては未経験。もちろんキャンプ用品は何もなかったので、道具がレンタルできるキャンプ場をネットで探して、すぐに出発という、無謀とも思えるスタートでした。テント張りから大苦戦の初キャンプでしたが、当時2歳だった娘さんは大喜びで、それ以来、ご家族だけでなくご友人ともキャンプを楽しんでいるそうです。
 
最初のキャンプ写真
 
初めてのキャンプでは定番のBBQ。とても美味しくて、家族も大喜びだったのですが、数年前から注目を浴びていたグランピングに興味のあったご主人は、「これからはグランピングや!」と2回目以降は前菜のカプレーゼや魚の塩焼き、パエリア、ホットサンド、焼きフルーツを用意して、ちょっと食事にこだわったキャンプに。

 

さらにはダッチオーブン料理にもチャレンジ!そこで最初に作ったのが勝谷ご家族の思い出ごはん「ローストポーク」でした。下味をしっかりつけるために、メインの豚肉と調味料をビニール袋に入れて揉み込むのがご主人のこだわり。たまねぎ・にんじん・じゃがいもなど野菜もたくさん入れます。

「人参の真ん中が甘くて好き。たまねぎがやわらかくて甘い!」

と百桃ちゃんも大好物に。実は、それまでたまねぎが大嫌いだったそうで、「僕のつくったローストポークを食べてから、たまねぎが食べられるようになったのは嬉しいですね。」と得意げに話すご主人。
 
ローストポーク4

 

奥さまにも大好評で、「食材の調達、下ごしらえから片付けまで、全部やってくれるのが嬉しいですね。しかも、外で食べるのにピッタリな料理で、初めて食べたときは感動して、ちょっと見直しました。」と少し照れながら話してくださいました。

 

「お父さんの料理をもっと食べたい!」という百桃ちゃんの希望もあり、ご主人はスモーク料理やアクアパッツアなど新しい料理にもチャレンジ中。これから勝谷ご家族のキャンプごはんは、ご主人の愛情と、たくさんの思い出が相まって、どんどん美味しくなりそうですね。

 

普段は料理をしないご主人様も活躍できる、キャンプ料理。
大切なご家族のために、日々の感謝の気持ちをこめて、チャンレンジしてみませんか?
 
 

text_Misaki Hayakawa

アクアパッツァはアルミの容器を使って、後片付けを楽ちんにしました。

ハロウィン仕様にデコレーションもしました。