ライフスタイル
~手まりおにぎり、手まりサラダ、簡単ひと口タルト~
各地で桜の開花が始まり、4月の頭にかけて満開が予想されています。
桜の華やかさにも負けない、色とりどりで春らしいお弁当を持ってお花見にお出かけしてみませんか?
楽しくて食べやすいお花見弁当の作り方を、アウトドア料理研究家の高松美里さんに教えていただきました。
<手まりおにぎり>
すし飯の代わりに混ぜご飯を使った「手まりおにぎり」です。
材料
★お好みの混ぜご飯
今回用意したのは、
・焼きジャケを混ぜたご飯
・赤まいを混ぜて炊いた赤米ご飯
・刻み菜の花を混ぜた菜の花ご飯
・ワカメふりかけを混ぜたワカメご飯
*その他、ゆかりご飯、高菜ご飯、お赤飯など色が鮮やかになるような混ぜご飯がおすすめです。
★お好みの具
今回用意したのは、
・スモークサーモン
・ディル(スモークサーモンのトッピング用)
・桜の塩漬け(水につけて塩抜きをする)
・のり
・いくら
・菜の花(塩ゆで)
・レンコン(お花の形に切って酢水に付ける)
*手まり寿司にのせるような、傷みやすい生ものは避けます。
*その他、ナスのお漬物、塩もみしたきゅうり、ラディッシュ、薄焼き卵などもオススメです。
作り方
1_サランラップでひと口サイズの丸いおにぎりを作る
2_手のひらにラップを載せ、そこにお好みの具を乗せる。
3_具の上に1を乗せる。
4_サランラップでまとめて出来上がり
レンコンの穴からサーモンの色をのぞかせたり、細く切ったのりで飾るなど、見た目に鮮やかになるよう、用意した具を自由に組み合わせて完成させてください。
<手まりサラダ>
ポテトサラダとかぼちゃサラダも丸い手まり風に。
【1】かぼちゃのサラダ
材料
・かぼちゃ1/4個
・kiri クリームチーズ 36g (キューブタイプ2つ)
・塩胡椒 適量
・ミックスナッツ 適量
・ミックスベリー 適量
作り方
1_かぼちゃは小さく切り耐熱容器入れラップをする。
2_切ったかぼちゃを電子レンジで柔らかくなるまで加熱する。
3_加熱したかぼちゃをつぶして、その他の材料を混ぜる
【2】ポテトサラダ
材料
・じゃがいも 中3個
・新玉ねぎ みじん切り大さじ2
・マヨネーズ 大さじ2
・きゅうり 2本 (スライスして塩もみ)
・ハム5枚 (1cm x 1cmに切る)
・塩胡椒 適量
作り方
1_皮をむいたじゃがいもを小さく切り耐熱容器に入れラップをする。
2_切ったじゃがいもを電子レンジで柔らかくなるまで加熱する
3_柔らかくなったジャガイモをつぶして、その他の材料を混ぜる
完成したかぼちゃサラダとポテトサラダを、お好みの具と一緒にそれぞれサランラップで一口サイズに丸めて仕上げます。
ポテトサラダにはスモークサーモン、きゅうりやイクラ、かぼちゃサラダにはかぼちゃの種などのトッピングがオススメですよ。
<簡単ひと口タルト>
フルーツやエディブルフラワーで見た目も華やかに。
★タルト台
餃子の皮とオリーブオイル
市販のタルト台
★タルトのフィリング
カスタードクリーム
マスカルポーネチーズ
★タルトのトッピング
エディブルフラワー
お好みのフルーツ
ミントの葉
*市販のタルト台や牛乳を混ぜるだけで完成するカスタードクリームミックスが便利です。
【1】餃子の皮で作るタルト台
2_1をカップケーキを焼くときの型に入れる
3_オリーブオイルを軽く表面に塗る
4_180度のオープンで6~8分焼いて完成
【2】タルトの仕上げ
餃子の皮で作ったタルト台や、市販のタルト台にカスタードクリームやマスカルポーネを適量入れてお好みのフルーツやエディブルフラワーで飾ります。
持ち歩き時間が長くてクリームが傷むのが心配な場合は、カスタードクリームを入れたタルトを180度のオーブンで5分ほど焼いてからフルーツなどを飾ります。
仕切りのあるお弁当箱に詰めると片寄りや崩れなどが気にならないのでオススメです。
今回使用した重箱はこちら。
ひと口サイズで食べやすく、見た目もかわいいお弁当。
人が集まる場を想定して取り分けやすさも考えられたこのアイデアは、
お花見の時だけでなくホームパーティでも重宝するので、是非お試しください。
Editor_Namiko Kotani
Photo _Asako Yamazaki