屋上菜園通信

今が食べ頃!春に植える根菜「さつまいも」

植えつけ:5月~6月頃 収穫:8月~12月頃

今年の春はサツマイモを植えてみませんか?
 
丈夫で手間もかからず、広い畑はなくても、プランターで十分栽培できる初心者にもぴったりの根菜”サツマイモ”。公園の落ち葉を見ると恋しくなる焼き芋でおなじみのサツマイモは春に植え付け時期を迎えます。
 
今回は、今が食べ頃のサツマイモレシピも3つご紹介します。
 
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サツマイモは救荒作物といわれ、乾燥に強く、痩せた土壌でも育つとても強い植物です。
江戸時代に各地で起こる凶作や飢饉を度々救ったことから栽培が奨励され全国に普及しました。それと同時に品種改良も進んでさまざまな優良品種が誕生し、現在に受け継がれています。
 
サツマイモといえば「紅あずま」や「鳴門金時」などホクホクとして甘い品種が好まれる傾向にありましたが、最近は「安納芋」や「紅はるか」に代表されるようなしっとりして濃厚な甘さが楽しめる品種も人気です。
 
一般的に野菜は種や苗から、ジャガイモ等は種イモから育てますが、サツマイモの場合は「さし苗(つる苗、挿し穂)」と呼ばれる切った蔓を土に埋めて根を出させます。園芸店やホームセンターで数本の束で販売されています。
葉の付け根が地面に埋まるように植え付けるのがポイント。茎と地面が水平になるように植えるのがコツです。
 
水やりは、土の表面が完全に乾いたら与える程度で大丈夫です。どちらかというと乾燥気味にするとよく育ちます。
 
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野菜の旬と聞くと収穫の最中や直後をイメージしますが、サツマイモは8~12月頃に収穫し、9~2月頃に食べ頃を迎えます。
収穫直後は甘みが少ないため、水分を飛ばし熟成させることで甘みが増すのです。
収穫してから最低でも2週間、大体1~2ヶ月程度は、新聞紙にくるんで室温で保存します。10℃以下では低温障害をおこし傷みが早くなるので冷蔵庫には入れないようにしましょう。
 
食物繊維やビタミンC豊富なサツマイモ。皮の部分にはカルシウムも豊富なので、なるべく皮ごと食べるようにしたいですね。
そこで、今回はサツマイモ丸ごとレシピや、子供と一緒に楽しく作るレシピをご紹介いたします。
 
<サツマイモ丸ごとグラタン>
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材料(2人分)
サツマイモ 1本
玉ねぎ 1/2個
ベーコン 3枚
*牛乳 100cc
*固形スープの素 適量
*塩 適量
*コショウ 適量
とろけるチーズ 適量
パセリ 適量(あれば)
 
作り方
1_サツマイモは縦半分に切ってラップを巻き、レンジで5分程加熱する
2_皮の周りは少し厚めに残して、サツマイモの中身をくり抜いて器を作る
3_くり抜いた中身に*を加え、よく潰し混ぜる。
4_フライパンにオリーブオイルをひき、細切りにしたベーコンとみじん切りにした玉ねぎを炒める
5_玉ねぎにある程度火が通ったら、3を入れ、コンソメと塩コショウで味を整える
6_5をさつまいもの器にこんもりと盛り付け、アルミホイルに乗せてから、最後にとろけるチーズを乗せる
7_トースターで焼き色が付くまで焼く
8_お皿に盛りつけ、刻んだパセリをふって完成
 
 
<サツマイモコロッケ>
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材料(4人分)
サツマイモ 1本
*砂糖 大さじ2
*牛乳 大さじ2
パン粉、小麦粉、水 適量
 
作り方
1_サツマイモは水で濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにラップで巻いてレンジで8分程加熱する
2_皮をむいて熱いうちに潰し、*を加えてよく混ぜる
3_食べやすい大きさに丸め、冷蔵庫で少し冷ます
4_同量の小麦粉と水を混ぜ合わせたものを3にまぶし、その後パン粉をつける
5_フライパンに5mm~1cm程の油を熱し、しっかり温まったら転がしながら揚げ焼きする。
中は火が通っているので、揚げ色が付く程度でOK
 
Point:揚げ焼きのポイントは、すぐに触るとパン粉がはずれやすいので、周りが固まるまでそのままにします。
チーズやゴマ、コーン、ミンチ、玉ねぎなどを加えても美味しいですよ。
ぜひアレンジしてみてください。
 
 
<スイートポテト>
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材料(5~6個)
サツマイモ 1本
バター 10g
砂糖 20g
牛乳 20g
塩 少々
卵黄 3/1個(つや出し用)
 
作り方
1_サツマイモは輪切りにして皮をむき、みずにさらす。耐熱皿に入れラップをかけてレンジで柔らかくなるまで加熱する
2_柔らかくなったサツマイモをマッシャーでよく潰す
3_サツマイモが熱いうちにバター、砂糖、塩を加えてよく潰し、牛乳は成形できるくらいの滑らかさになるまで少しずつ加える。
4_成形し艶出し用の卵黄を塗る
5_トースターで焼き色を付ける
 
今回は簡単にレンジで作れるメニューをご紹介しましたが、サツマイモは65℃〜70℃位の温度でゆっくりと加熱したほうが甘みを引き出せるため、蒸したり茹でたりすると、さらにしっとりと甘みが増します。
時間はかかりますが、レンジでも水で濡らしたキッチンペーパーで包んだサツマイモを500Wで2分温めた後、一番弱いモード(100~200Wか解凍モード)で20分程温めるのもおすすめですよ。
ぜひ色んな調理方法を試してみてください。
 
 

Editor_Idumi Yamauchi

Photo_Takahiro Yoshida

 
 
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追肥が多いと葉ばかりが茂って芋が大きくならないため、ほとんど必要ありません。葉の色が黄色っぽくなったら少量の肥料を施します。
また、植え付け後に土が減っていたり、地上部に芋が見えていたら増し土(株元から土を被せるだけでOK)をします。

収穫は晴れた日に。
秋になり、茎葉が枯れ始めた頃が収穫の時期です。サツマイモを収穫するときは、晴天が続いた日にしましょう。雨が続いた日に収穫するとサツマイモが腐りやすくなります。
収穫した後は、サツマイモを1つずつ切り離して2~3日ほど表面を日当たりのいい場所で乾燥します。
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